カロート（納骨堂）は白みかげ石を採用、納骨の際に開けられる蓋石部分は、戒名を刻むことのできる法名碑としてもご使用頂けます。また蓋石の両側には、伊達冠石の石肌を残した特殊な磨きによって仕上げられた袖石が配されており、伊達冠石でのみ可能なこの独特な模様は、墓所の格調をより一層高めます。

随所にあしらわれたノミ切り仕上げ。石職人の伝統的な工具であるハツリノミで硬質な伊達冠石の表面を叩き、彫刻的な印象を高めております。

カロート部分と同じ白みかげ石による塔婆立て。上部は石の風合いを残した割肌仕上げを採用し、側面は本磨きによる鏡面仕上げとなっております。伊達冠石の本体を主とするため、塔婆立ては主張し過ぎない程度に、すっきりとした意匠と致しました。